役立ったもの。*注:長文
品不足が解消してきたら載せようと書き溜めていた記事です。
そんなこんなしていたら、また大きな余震があり
やっぱり今、体験を交えて載せようと思いました。
震度6になると、発電所が自動停止するためか
たいてい停電になるようです。
水は、取水経路によって、近くの地域でも、バラつきがあるようです。
水道管がだめになったり
浄水場に貯まっている水が数時間後になくなる場合があるので
常にお風呂場の水は貯めておくのをおすすめします。
(湿気が気になっても)
ガスは、うちはプロパンでしたので出ましたが
都市ガスの地域では、復旧に時間がかかっていました。
プロパンでも、初日は怖いので使わず、
簡易コンロとカセットガスボンベを使いました。
当日夜、玄関でお湯を沸かして、玄関でカップラーメン食べたんだっけ。
と思い出したり。
今回は
神戸震災の時に、テレビなどで言われたものをバッグにつめて
いつでも出せる場所に置いてあったものが役立ちました。
正直、10年以上そのままで、何度も捨ててしまおうかと思っていたものです。
・水を入れる容器。(うちのは、100円均一で買ったジャバラ式の)
・ジップロック(氷を作ったりしました。穴あいたけど。)
・手回し式LEDライト
・ラジオ
・乾電池(単1、3はすぐ売り切れる)
・ビニール手袋
・2畳敷きくらいのブルーシート
・タオル
・ラップ(お皿の上に敷いたり)
・マスク
・生理用品
・鎮痛剤
・デンタルフロス
・ビニールひも
・スリッパ
・紙コップ、紙皿(汁物用どんぶりが活躍した)
・10円玉(公衆電話用)
(無料にしてくれても、1回10円を入れないと通じない機種があって、切ると戻ってきてました。)
・メモ帳
(携帯電池が切れると番号がわからなくなるので、紙に書き写しました。)
あとは、買い置きしていたもので
・ウエットティッシュ
・ティッシュ
・使い捨てカイロ
・ペットボトルの水
・カップラーメン(お湯が沸かせたからだけど)
冷凍庫の中には、いつも保冷材があると
停電の間、冷蔵庫に移動できます。
いっちばーーん最初に役立ったものはラジオです。
地震直後にバン!と停電になりました。
すぐに携帯電話が繋がりにくくなり、半日後には全く繋がらなくなりました。
停電になると、TVもパソコンももちろんだめなので
情報源はラジオだけでした。
田舎だと、ワンセグTVも見られないので。
(見られても、電池がすぐなくなりそうですね。)
全国ニュースも大事ですが、地域の細かい情報を伝えてくれる
「地元放送局」には助けられました。
なんにもなかったのはたった2日ですが、
それでも、これらがあってすごく助かりました。
まあ、こんなに色々、持ち出せるくらいなら
被害は少ないと思いますけれどね・・・
実際、ひどくても、半壊までもいかない状態でした。
(天井や屋根や塀や窓が、いっぺんではなくて落ちたり、道が陥没してるくらい。)
それでも、後日「り災証明」を出してくれる場合があるので
壊れた箇所は、写真を撮っておくとよいです。
墓石は、信じられないくらいバラバラになってましたねー。
あと、水漏れがすごかったので、すぐに水道とガスの元栓を締めて
電気のブレーカーは落としました。(人に言われたからだけど;)
他に役立ったのは長靴と寝袋ですね。
長靴は、土の場所にも気にしないで行かれたし
寝袋は、暖房なしでも暖かかったです。
これ、実は、舞浜装備なんですよね。(苦笑)
私はホテル泊も多いので、小分けアメニティや
使い捨てコンタクトなどのお泊りセットは、常にまとめて置いてあるので楽でした。
数日間は、これを枕元において寝ました。
それから、今回悔やまれたのが
災害にあったらどこで待ち合わせするかをハッキリ決めておかなかったことです。
今までは、通っていた小中学校と決めていました。
高校に入って、「もしもの時は、連絡がつくまで学校に残っていて。」と
言わなくちゃなーと思っていて、
それは、前日の3/10にも思っていたのです。
あ、また言うの忘れた。明日でいいやみたいな感じで。
そうしたらのまさか。
停電と電車が動かないのを把握していながら、学校を出るとは思ってなかったし
学校が、各自連絡をとるように指示したそのメールが
何時間も届かなくなるとは思っていなかったので
誰とどんな手段で帰ろうとしたのか、誰にもわからず
停電の夜道を1人で歩いていたらどうしよう!と、キリキリしてしまいました。
もちろん、その場所が危険なら移動するかとは思うけど
そうしたら、そこに、「手書きメモ」を残しましょう。と確認し合いました。
家を留守にするときも、家にメモを残さないと、すれ違いになるなとも思いました。
どれも、地震だけだったらの場合です・・・
下着や靴下が濡れるわけじゃなかったし
書類関係もなくならなかったし、全然たいしたことないレベルです。
津波や放射能のことはどうしていいかわからないです・・・
特にげんぱつの問題は、日本全国に影響がありすぎます。
現在、そしてこれから先も続くであろう電力不足で
不便で不安な思いをされている方々
水や土や海がだめになった方々、仕事に影響が出ている方々
命あっただけありがたい時期も過ぎて、だんだん色々な思いが沸いてくる頃ですよね。
だけどもうこうなってしまったからには、誰かを責めても進まない。
何か何とか自分で動いてみないとね。
本当は、夏から秋からどうなっていくのだろうと不安でフワフワしてるのだけど、
勤めて心身健康であるように気をつけています。
まあ、ちょっと風邪ひいちゃったけど・・
だからこんな文章垂れ流しもそのひとつです。
気分を害されたらごめんなさい。
楽しい暮らしが出来る人は楽しく過ごしてほしいです。
先進国が楽しい暮らしをしている間に、温暖化で海に沈む国があるように
そういう事を知りつつ思いをはせて行動しても尚、どうにもならないこともあるけど
(だって火力発電はまたCo2を増やしてしまう・・)
それこそが「歴史」になるんだろうし
今までも、世界中で戦争や事故や病気で苦しんでいた人はたくさんいるし
もし自分がその中に含まれてしまっても、それでも、
誰かを助けていけば、人類は滅びないし。
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